白狼キャラクター図鑑

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名前:新田 晶 (Akira Nitta)

愛称:あきら

所属団体:JPAP

担当楽器:ギター

個人ランク:A+

称号:ナイトメア

使用楽器:IBANEZ(星野楽器) RG1608 SLB J-Custom BLUE

初出年:1998〜

<登場作品>

バンドやろうぜ!

<声>

JPAPのエースギタリスト。
とても貧しい母子家庭に生まれ、子供のころから周囲の同年代が
遊んでいたゲーム機なども買い与えられる事も無かった。

電気代の節約として、テレビも長い時間観る事もできず
学校の友達の話題にもついていけない小学生時代を過ごす。
特定の(金銭の絡む)行事には参加することができない事もあれば
友達もそんなに多くはなかった。

大の「おかあさんっコ」であり、そのような環境に育ちながらも
グレる事はなく、貧しくとも働く母を気遣い、家事の手伝いなどを
自ら進んで行う親孝行な少女である。

彼女のギタリストとの開始地点は、ゴミとして廃棄されていたギターを
拾うところからである。

近所の商店街にあった楽器店の店主が、店の前でギターを抱えて
ウロウロしていた彼女を見つけ、話を聞いて無償で修理・調整を行い
使える状態に復元した。

ギターを習いたいけど、そんなお金は無いという彼女のために、店主は
彼女にギターの扱い方や弾き方などを教えた。最初はすぐに飽きて
来なくなるだろうと思っていたが、彼女は中学を卒業するまでの4年半
を通い続けた。

平行して家計の足しにする為に新聞配達のバイトも行っていた。

店主にいつか謝礼を払うと言ったが、店主は店内で彼女が
演奏を行うことがそれに等しいと言い、金銭は一切求めなかった。

事実、中学生が店内で上手く演奏しているというのは、お客さんにとって
いい宣伝になっており、ギター経験者にとっても良い刺激になっていた。

小さな商店街のアキラとして、ちょっと知られた存在になり
JPAPのスカウトマンの目に止まり、そのまま所属となった。

今の自分が在るのは全てギターのお陰、この世界にギターが無ければ
自分には何も無かったというほど、ギターという楽器に感謝し溺愛している。

ギターで注目されなくなったら、皆が自分から離れていくと思い込んで
いるらしく、ギターに対しては常に真面目に向き合っている。

Liveバトルのステージで、敗れた者がギターを叩きつけたり、破壊する
のを「絶対に許せない」という。

親睦試合では、KSP☆の美樹原 瞬の必殺フレーズ「YOSHIMUNE」を
あっさりと崩し勝利した後、ギターをフロアに叩き付けた彼に容赦なく
ビンタをした。

JPAPの暗黙のルールとして「感情を爆発させるのはステージを降りてから」
がこの後に定着した。

ステージに上がる時は、「月乃楽器店」と「白夜商店街」の刺繍入りの
タオルを必ず肩に架ける。

速攻型のプレイスタイルで、一気に高レベルの技を繰り出す。
それを「鋭い刃物のようだ」と表現したJPAPの幹部がSMS風に
「死神」という称号を付けたが、後の試合を観戦していた
フラスティンが「相手にとってはこの上ない悪夢だな」と評した事から
「ナイトメア」と呼ばれ、そう称されるようになった。

いずれも本人の大人しく優しい性格とは方向が異なる称号ではあるが
「死神」と呼ばれるのを嫌がっていたところもあり、「ナイトメア」に
関して「大変光栄です」とフラスティンに対してコメントしている。

技量は水薙小枝に相当とされるが、アマチュア世界戦を行えない団体
であるため、SMS規格のランクは国内トップクラスのA+にとどまる。
よって、試合を組む事は現時点では不可能である。


 

最終更新日:2013.03.09