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『AG-111』 登場作品:DIGITAL-SPRITE
ソードィンディバイダー。エナジーライフルとソードを合体させた近接戦闘と中距離射撃を
可能とした武器である。この111は最新型で、ムジッカ側にとっては最も沢山使われている
汎用武器である。

ディバイダーが装着されており、使用者に感応してエナジーの出力が自動調整される。
これによって、細かく切ったエナジーを射出することや、出力を高めた長いエナジーを放出
することが可能になり、用途によってライフルを替える必要がなくなった。

 

『AG-101』 登場作品:DIGITAL-SPRITE
ソードィンライフル。エナジーライフルとソードを合体させた近接戦闘と中距離射撃を
可能とした武器であり、AG-111のひとつ前のモデルである。

最新の111とは違い、ディバイダーが装着されておらず、スイッチによって出力などを調整する。
111に慣れてしまうとやや使いにくい感があるが、ディバイダーが付いていない分軽量で
近接戦闘時はその重量に腕をとられにくいというメリットがある。

そのため射撃が苦手な電子妖精は、111が主流となる現在も101を使い続けている。

 

『AG-101F』 登場作品:DIGITAL-SPRITE
ソードィンライフル。

AG-101をフリート・ムジッカ用に改良したものである。
フリートは近接戦闘を得意とするため、ライフル側の調整機構を外し、ブレイドの出力に
ディバイダーを装着し、より近接戦闘に大きくエナジーを使えるような施しがされている。

ライフル使用時は常時フル出力となってしまうが、多用しないこととフリート自身のエナジー容量
の大きさから問題はないとされている。

 

『DIGITAL-SPRITE』 登場作品:DIGITAL-SPRITE
リアシンク社の開発した"対話式立体電脳人形観賞用表示媒体"である。
「電子の妖精」という意味で名前が付けられた。
一般的にDIGITAL-SPRITE(以後DS)ユニットと呼ばれる。

日本支部代表取締役に就任したラセリア・リアティンカーの生涯最大のプロジェクトともいわれた
DIGITAL-SPRITEは量産に至るまで投じられた開発費は800億円とされている。

 

『DZR-7』 登場作品:DIGITAL-SPRITE
エナジーブレイクソード。ライフル機構は付いていないが、広範囲にバリアを展開できる機構を
備えており、ライフルの出力に応じたバリアを展開することで、エナジーライフルでの攻撃を
カットすることができる、ティアンナ側の汎用武器である。

接近戦では剣身にエナジーを注入して戦い、届かない距離の敵に対してはその方向に
剣を振ることによって剣身のエナジーを飛ばすことができる。

真っ直ぐに飛ばすことや、多方向に散らせて飛ばすことも可能である。

ユニットの構造自体はとてもシンプルで、ムジッカ側の使うソードィンライフル系と比較して
極めて軽量である。

 

『DZR-7S』 登場作品:DIGITAL-SPRITE
エナジーブレイクウィングソード。

汎用型のDZR-7をユイ・ティアンナ用にカスタマイズしたモデルである。

ウィング機構と呼ばれるものを持ち、大量のエナジーを必要とする反面、質量に対する
重量を限りなくゼロに近づけることができる。対価は大きいが、とんでもない速度で
剣身を振り回すことが可能になる。もちろんユイとはいえ、この機構を使い続けながら戦う
のは不可能であり、状況によって使い分けを行っている。

攻撃こそ最大の防御をモットーとするユイは、標準装備のシールドバリア機構を取り払い
ブレイドに制限なくエナジーを出力できるように改造を加えている。

これはユイがライフルに対する防御手段をシールドバリアの展開とせず、エナジーブレイクを
ライフルエナジーに直接ぶつけて相殺することを得意とするためで、元々汎用型のDZR-7を
使っていたときからシールドバリアを使っていなかったためである。

これによってブレイド側には上限なくエナジーを使うことができ、火力が大幅に上昇している。

 

『SMS-JAPAN』 登場作品:バンドやろうぜ!
Sound-Music-Studioの略。

日本のアマチュアプレイヤー育成組織。
世界団体の名称の中で、唯一国名を含まないため、「SMS-JAPAN」と呼ばれる。
これから楽器を始めようとする人から、本格的に音楽をやりたいという人、さらには
プロミュージシャンを目指す人などを幅広くサポートし、教育を行っている。

代表者は鳳(おおとり)慶二。
日本有数の「金の湧く泉」を所有する大富豪である。

その規模は日本一大きく、日本各地に支部を持ち、それぞれの敷地面積も広い。
特に東京スクールは最も充実しており、30人の教室数が20、個室200部屋を備えている。

生徒は所属と非所属に分類され、所属している生徒はランクと正規会員証が与えられる。

トッププレイヤーは水薙小枝(PRO-A)である。

ランクは主に以下のとおり。

D:自己申請で新規SMSの会員となった所属プレイヤーのスタート地点。
C:SMS社員によってスカウトされた所属プレイヤーのスタート地点。
B:昇格ランク(戦績によって上がる事ができる)/優遇会員のスタート地点。
A:国内ランカー圏内
A+:国内代表格ランク

S:世界戦ランク(外国の組織に所属するA+クラスに勝利する事が獲得条件)
    (特別優遇会員は最初の1戦が世界戦、勝利すればSにとどまり敗退でBに降格する)

SS:世界ランカー
SSS:世界タイトルを2つ以上獲得した覇者ランク

R:世界タイトル全制覇。
  S以上が無かった為、ラセリア・フラスティンにUKAAが与えた特別ランク(現在は廃止)

PRO-A:プロレベルであると認められた特殊ランク(プロ養成部に転向)
PRO:プロ

 

『UKAA』 登場作品:バンドやろうぜ!
United-Kingdom-Amateurplayer-Asociationの略。

イギリスのアマチュアプレイヤー育成組織。

SMSでいうところの「非所属」が非常に少ない。
殆どが所属会員で、ロック系ギターの使い手である。

ギターでのトッププレイヤーはラセリア・フラスティンだが、現在は各団体の1位が敗北し
再挑戦の予定も無い事から、1位が2人となる暫定制度が設けられている。

リリィ・クラプトン(PRO-A)とエリック・ホワイト(SSS)が交互に暫定1位となっている。

 

『USAA』 登場作品:バンドやろうぜ!
United-States-Amateurplayer-Asociationの略。

アメリカのアマチュアプレイヤー育成組織。

SMSでいうところの「非所属」が非常に多いが、それらを含める所属人数は世界団体
の中で最大のプレイヤー人口となる。さすがはアメリカである。

そのため、さまざまなジャンルの音楽に精通した演奏者が多く在籍する。

ギターでのトッププレイヤーはデュラン・ポール、JOKER、アメリア・ローズなど
ブルースからジャズ、ロックまでもを得意とするギタリストが多い。

ランカー1桁はどのプレイヤーも1位相当とされるUSAAギタリストにとっては
氷室唯というギタリストの出現はかなり衝撃的だったと言えるだろう。
(14歳の少女が1年間で9試合を行い全勝した)

 

『JPAP』 登場作品:バンドやろうぜ!
Japan-Player-Asociation-Prodactionの略。

アマチュアプレイヤーの育成を行う組織という部分では、SMS-JAPANと同じであるが
元々能力の高い素人を発掘して鍛え上げる事を念頭に置いているため、その門は狭い。

SMSがスクールなのに対して、こちらはれっきとしたプロダクション(会社)である。
そのため、世界アマチュアプレイヤー育成団体には含まれていない。

講師は現役のプロミュージシャンが多数在籍しており、業界とのコネクションも豊富であり
JPAPにスカウトされる事はプロ活動への近道とも言われている。

考え方の違いが生じて、JPAPを辞めてSMSに入るプレイヤーも何人か存在する。