□ あ行

『イレイザー』 登場作品:DIGITAL-SPRITE
インジャスティスがメイデンに対抗して作り出したのがイレイザー。
単独で電脳世界を離れた電子妖精を見つけて抹殺するのが主な役割である。
インジャスティスも電子妖精と同じく、電脳世界から離れれば離れるほどエナジーの恩恵を
得られなくなり本来の力を制限されるが、そのエナジーをあらかじめ圧縮してイレイザーに
注入し、電脳世界から放出するのである。

人間の力を介入させない仕様のため、エナジーを放出すると補充が利かないので
プログラムによって半永久に力を発揮できるメイデンに敗れ去る宿命である。

そして、イレイザーも心を持っていない。


『インジャスティス』 登場作品:DIGITAL-SPRITE
電脳世界での"魔族"である。
表と裏、光と影、正と不正・・・
この世界にある"天秤"として、電子妖精(神族)とつりあいをとる存在である。

得意とするのは擬態、偽装、不正、侵入、破壊活動などである。

過去から、神と魔の戦いに人間が正式に介入したのは1度きりであるが、この戦いは
舞台が人間によって作られたシステム、プログラムであり、多くの人間を不正の手に
染めることで戦況を有利にすることが手っ取り早いため、PCに宿りに行く電子妖精を殺傷し
自らが電子妖精に成りすまし、人間に不正なエナジーを送り、電脳を触媒にして
現実にもそれを影響させる(世に影響を与える混沌を生じさせること)によって
電子妖精の力の源である「正」のエナジーを減少させて弱らせることを
第一目標としている。

その都合から、インジャスティスが最も脅威と感じるのは、不正を抑制するプログラムを作成し
メイデンを生み出すきっかけを与えた人間であり、最も愛するべき存在は
不正を可能にするプログラムを作成する人間とそれを利用してくれる人間なのである。