□ WORDS □

『望む世界へ』 (4:50)/作詞:松下京子/作曲:-YS-/編曲:KSP


地鳴りのように 響く音で
目覚める街は 何も変わらなくて

看板のない 店が増えて
いつもの景色 壊れていく

冷えた鉄のドアのカギを開け
暗い部屋の明かりをつけて

お風呂の中で 目を閉じる
今日も終わったねと ため息つく

思い出せない 思い出したい
思い出ばかり 美しくなるよ

明日になれば 明日はきっと
明日はもっと 望まない世界

通学途中 はしゃぐ声が
ただ懐かしい 私もそうだった

時間に追われ イライラする
ただ見苦しい 私がいる

これが 当たり前の未来だと いうなら
全てを 壊したい

厳しい 時代を生きること
まだ あの子供たちは知らない

いつかは叶う いつかは変わる
いつかはわかる ナイモノネダリに

また繰り返し また繰り返す
またやりなおす 望まない世界

風の声も 鳥の歌も 聴こえない
自分達で 自分らしさを壊す

思い出せない 思い出したい
思い出ばかり 美しくなるよ

明日になれば 明日はきっと
明日はもっと 望まない世界

また繰り返し また繰り返す
またやりなおす 望まない世界

取り戻そうか 取り戻せるよ
取り戻せるさ 望む世界の扉を

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